日本代购-※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。年齢確認が必要になります。 ・名称:シャトー ムートン ロートシルト 2017 ・内容量:750ml ・アルコール度数:13.5度 ・品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(90%)、メルロ(9%)、プティ・ヴェルド(1%) ・タイプ:赤 ・保存方法:ワインセーラー パーカーポイント:96+点 予想される飲み頃:2022-2067 The 2017 Mouton Rothschild is a blend of 90% Cabernet Sauvignon, 9% Merlot and 1% Cabernet Franc. Deep garnet-purple in color, it slowly unfurls to reveal notes of warm black plums, baked black cherries, kirsch and freshly crushed blackcurrants with hints of candied violets, cinnamon toast, Ceylon tea and pencil shavings. Medium-bodied, the palate is charged with amazing energy, featuring dynamic black and red fruits and loads of baking spice and mineral sparks, framed by ripe, fine-grained tannins and finishing long and fragrant. Given the intensity of fruit and structure, while this is a relatively elegant Mouton that will be approachable early on, I don’t see it as being short lived. It should give pleasure for a good 40+ years. もともとはシャトー・ブラン・ムートンという名で知られていましたが、1853年、シャトーを購入したナタニエル・ド・ロチルドにより、シャトー・ムートン・ロートシルトと改名されました。 収穫と瓶詰めをともに自ら行ったシャトーは、シャトー・ムートン・ロートシルトが初になります。 その後1922年、バロン・フィリップ・ロートシルトがこのシャトーの魅力・美しさに生涯の全てを注ぐことを決意し、シャトーを購入して引き継ぎました。1924年には、従来の慣習を改め、瓶詰めから貯蔵までの全ての工程を自らシャトーで行なうことで、ワインの質をシャトー所有者の彼自身が完全にコントロールすることを可能にしました。 シャトー・ムートン・ロートシルトは、1855年以来のメドック格付の歴史上で唯一、1973年に二級から一級に昇格しています。シャトーの地位を押し上げた功労者フィリップ・ロートシルトの言葉「余は一級であり、かつては二級であった、ムートンは不変なり」はあまりにも有名です。 シャトー・ムートン・ロスチャイルドは、ボルドー市北西、岬状にのびるメドックの淵に、90ヘクタールのブドウ畑を所有しています。メドック、in medio aquae、水に囲まれた土地。その名が示すとおり、東にはジロンド河口、西には大西洋。メドックのブドウ畑の歴史はローマ帝国の時代にまで遡り、現在はおよそ1万6500ヘクタールの作付面積を誇ります。全長80キロメートル、幅5~10キロメートルの細長い帯状の土地にブドウ畑は広がり、傍を流れる河により、土壌下層部からの灌漑効果および寒暖差の調整効果が得られています。この地方はランドの松林北端に接して広がり、海洋性気候特有の温暖さを良好なバランスで享受することが出来ています。 「礫」で形成された土地。河原石や小石は、砂あるいは一部粘土と混じり合って太陽熱を吸収します。農業には適さないと言われる痩せたメドックのこの土壌は、ゆいいつ、世界的最上質ワインを生み出すためにあるのです。泥灰土石灰質の基盤上に、貧弱な礫の層が数メートルの深さにまで積もっています。エレガントで力強く、タンニン豊かな長期熟成向きの赤ワインに仕上がります。 他のワイン銘醸地同様に、地理的条件とミクロクリマ(微気候)の偶然の出会いによって、メドックでは、自然の恵みによる、実に多様な品質のワインが生産されています。一部は、メドック、オー・メドック、あるいはボルドーという地域名アペラシオンでの生産。一流ワイナリーの多くは、より名声の高い村名アペラシオンにブドウ畑を所有しています。マルゴー、サン・ジュリアン、サンテステフなどです。 村名アペラシオンの中でも、特に威光を放っているのがポイヤックです。ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンが輝く地。この品種は19世紀初頭にこの地方に導入されています。ポイヤックのアペラシオンは現在、1200ヘクタールの畑を含み、「メドックおよびグラーヴの格付第一級」全5軒のうち3軒はここポイヤックに位置しています。ラフィット、ラトゥール、そしてムートンです。1855年格付には、メドックのワイナリー60軒が登録されていますが、上記の誉れ高き3シャトーに加えて、その他15軒の格付シャトーがポイヤックにおいてワイン生産を行なっています。 ムートン・ロートシルトの試みによるラベルアートは、1945年に、フランス開放の祝賀として勝利=Victoryの頭文字Vをムートンのラベルに付けることを考案しました。以来、ヴィンテージ毎にシャガール、ピカソ、バルチェスなどの著名な画家がムートンのボトルを飾っています。 現在、愛娘バロンヌ・フィリピーヌ・ロートシルトによって、彼の意思は受け継がれています。 2017年のラベルを手掛けたのは、グラフィックデザインおよび造形芸術の分野で活動し世界中で高い評価を受けるフランス人美術家、アネット・メサジェ女史。 ラベル作品に描かれたのは、「Hallelujah(ハレルヤ)」。聖書の中で関連づけられるふたつの物質、ミルクとワイン。これらの効能を謳うと同時にリアルかつシンボリックな表現手法でふたつの物質を結んでいます。 Tasting Note 外観は紫がかった深いガーネットの色調。グラスからはプラムやブラックチェリー、カシスの濃厚な果実のアロマが溢れます。さらにスミレやシナモン、クローヴ、黒鉛、タバコなど様々なニュアンスが重なり、複雑で奥行きのある香りを構成。口に含むと柔らかいアタックと共に、豊潤な果実味が一気に広がります。スムースなタンニンは心地の良い口当たりを演出。新鮮な酸とミネラルが折り重なることで、多層的でバランスの取れた味わいを生み出します。スパイスの香りを纏った余韻はとても長く続き、最後までスケールの大きさをお愉しみ頂けます。オールド ヴィンテージ ワインについて ワイン(シャンパーニュ)の熟成過程によって液面の低下及びエチケットやネックフィルム、コルクなどの経年劣化があります。 ワイン(シャンパーニュ)は生き物ですので、同じヴィンテージでも同じ味わい/風味が保証されるものではありません。お客様の趣向により味わいが劣化に感じられることもあります。 当社の商品の状態を写真で十分にご確認のうえ、ご購入いただきますようお願いします。 以上のことを踏まえて、当社の商品はお届け後、返品及び交換などが承ることができませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。