日本代购-※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。年齢確認が必要になります。 ・名称:サロン ル メニル ブラン ド ブラン 2007 ・内容量:750ml ・アルコール度数:12度 ・ぶどう品種:シャルドネ 100% ・タイプ:Brut ブリュット 辛口 ・保存方法:ワインセーラー パーカーポイント: 96点 予想される飲み頃:2020-2037 The superb 2007 Brut Blanc de Blancs Le Mesnil wafts from the glass with a beautiful bouquet of crushed chalk, lemon oil, crisp green apple, white flowers and brioche. On the palate, its medium to full-bodied, taut and incisive, with bright acids, a tight-knit core and a brisk mousse, concluding with a long, chalky and bone-dry finish. After the comparatively broad and fleshy 2002, 2004 and 2006 vintages, the 2007 Salon seems to mark a return to a racier, more precise style, though admittedly that's in keeping with the style of the vintage, that makes me anticipate the release of the 2008 all the more eagerly. (Issue 242 End of April 2019, The Wine Advocate 1st May 2019) ただ一種のヴィンテージ・シャンパーニュだけを造るサロン “幻”と呼ばれるほどの希少品の究極のシャンパーニュ シャンパーニュとは、フランスで最北のワイン産地シャンパーニュ地方で生み出される発 泡酒を指すわけですが、その気候条件等から通常、次のような製造方法がとられます。 ぶどうは、黒ぶどう2種(ピノ・ノワール及びピノ・ムニエ種)と白ぶどう1種(シャルドネ種) を用い、また複数に渡るヴィンテージのワインをブレンドしてつくられ、2〜3年の瓶熟を経 て出荷されます。 サロン社で生産されるシャンパーニュは上のような従来のシャンパーニュ像には全くあて はまららず、原料は白ぶどうの産地コート・デ・ブランのグラン・クリュ100パーセント格付 けの最上質のシャルドネ種のみを用い、黒ぶどうであるピノ・ノワール及びピノ・ムニエ種 は使用しません。 そしてヴィンテージ表示をする。ということは、単一の生産年のぶどうのみでシャンパーニ ュを仕上げるということに他ならなく、高緯度にあるこの地方では至難の業。 そのため、サロン社が1911年に生産を始めて以来毎年製品を送りだせたわけでなく、よい年に限って製 品化しているため現在の時点でわずか31ヴィンテージしかつくられていない。ちなみに’60 年代では’61年、’64年、’66年、’69年の4カ年。’70年代も同じく’71年、’73年、’76年、’ 79年の4ヴィンテージ。’80年代は少し多くて’82年、’83年、’85年、’88年、続けて’90年、 ’95年’96年、’97年。 加えて瓶熟の期間が非常に長いのもこのメゾンの特徴のひとつ。普通ヴィンテージ表示を するシャンパーニュの場合、定められている瓶熟期間は3年だが、サロンは3倍の10年前後 の瓶熟を行なっている。なかでもぶどうの出来が非常によかった’85年は13年以上の瓶熟を 経てリリースされました。 圧搾機等には最新設備を導入しながらも、つくりはたいへん伝統的で、果汁はキュヴェと呼ば れる1番絞り——収穫されたぶどうは3回の圧搾で搾汁を得るが、ほとんどのメゾンがその1番 絞りと2番絞りを用いるのに対して、サロンではよりクリーンな1番絞りのみを使用——のみを用 いて、温度コントロールの出来るステンレス・タンクに野生酵母でゆっくりと発酵させるが、アル コール発酵のみでマロラクティーク発酵は行なわない。 その後、出来上がったワインはドザージュ——糖分と酵母を加える作業——を経て瓶詰めされ 長期間の眠りに着くわけだが、この長い瓶内熟成でオリがたまる。このオリを瓶の口の部分に集 める作業をルミュアージュと呼ぶが、現在ではこの作業、ほとんど機械化され、人手に頼るとこ ろは稀だが、サロンでは昔のままに職人がこの仕事を行なっています。 以上のようにして生まれるサロンは多い年でも7,000ケース前後、少ない年だとその半分の量し かない。そのため、その繊細な泡立ちと、果実味、酸味のたぐい稀なバランス、豊かなボディを備 えた後味の長いシャンパーニュはしばしば“幻”という形容がされるくらいの希少品で、世界中の 愛好家垂涎の的。 寒暖差が大きかった 2007 年のシャンパーニュ地方 穏やかな冬と素晴らしい 4 月の後、ブドウ畑は美しい花が咲く季節を迎えます。6 月、7 月に続いた晴天が、太陽光をしっかり浴びた白亜質土壌に、肌寒い 8 月に必要な熱を残しました。寛大な自然に恵まれ、収穫の時を迎えたかのように見えましたが、突如晴天の日が訪れたことで、収穫開始が延期されます。エネルギーと光が、ブドウ畑に再度溢れ出したのです。そんな不安定なこの年において、完璧に熟したブドウが収穫されました。多すぎない程度の豊かな糖分と、率直な酸味を持つブドウ果汁が、適度な量で搾取されました。そしてここからは、時間がその役割を果たしてくれるのです。 グラスに注がれたサロン 2007 は、淡いトーンの中で、レモンイエロー、または緑色の反射光をもつ黄金色が目を楽しませてくれます。泡は繊細で敏捷。活気があってエネルギッシュなサロン 2007 のイメージそのものです。グラスからは、レモン、ライム、ゆず、早朝を思わせる香りに、青りんごや、ほんの少しだけ燻したお茶や、濡れた石の上に覆ったフレッシュハーブの香りが立ち込めます。 口に含むと、純粋さや潔白さが感じられた後で、メニル特有の、小石の多い土壌のテロワールの厳密さが表に出てきます。 サロン 2007 がもつ白熱は、セラーの暗闇の中でも長期において持続することでしょう。サロン 2007 は、その姿を現せかけたオーロラを思わせるワインです。オールド ヴィンテージ ワインについて ワイン(シャンパーニュ)の熟成過程によって液面の低下及びエチケットやネックフィルム、コルクなどの経年劣化があります。 ワイン(シャンパーニュ)は生き物ですので、同じヴィンテージでも同じ味わい/風味が保証されるものではありません。お客様の趣向により味わいが劣化に感じられることもあります。 当社の商品の状態を写真で十分にご確認のうえ、ご購入いただきますようお願いします。 以上のことを踏まえて、当社の商品はお届け後、返品及び交換などが承ることができませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。