日本代购-出荷目安の詳細はこちら商品説明コルネットにヴァイオリンを重ねて初期の器楽作品が人間の声による表現を理想としていたことは良く知られていますが、それが顕著だったのがイタリア。このアルバムでは、オルガンやチェンバロの低音の上で古楽器のコルネット(ツィンク)とヴァイオリンが語り合い、絡み合う、イタリア初期バロックの器楽作品の愉悦が味わえます。古典派以降の作品に見られるような長く伸びるカンタービレではなく、即興精神を感じさせる俊敏な音の動きは雄弁な劇を思わせ、右に位置するコルネットと左側のヴァイオリンによるかけあいはステレオ効果満点です。 現代音楽も手掛けるサクソフォン奏者から古楽管楽器奏者に転じたダーヴィド・ブルッティは時にオーバーブロー奏法も交えてダイナミックでエキサイティングな演奏を披露。エンリコ・ガッティや寺神戸 亮に学び、ゼフィロやアンサンブル・アウローラなどのリーダーも務めたヴァイオリンのロセッラ・クローチェが鮮やかに応じる様は実に聴きごたえがあります。17世紀前半に作られた歴史的オルガンのイタリアらしい音色が魅力を更に増しています(トラック04,05,08,09を除く)。 SACDハイブリッド・ディスクでのリリース。(輸入元情報)【収録情報】01. ダリオ・カステッロ[c.1602-1631]:ソナタ第4番(1629)02. ジョヴァンニ・レグレンツィ[1626-1690]:ラ・ストラソルダ(1655)03. ジュゼッペ・スカラーニ(1628年〜1642年頃活躍):ソナタ第6番 - 2つのソプラー二のための『レ・ミ・ファ・ソ・ラ』に基づく(1630)04. ジローラモ・フレスコバルディ[1583-1643]:ヴァイオリンとスピネットのためのトッカータ(1628)05. ジョヴァンニ・バッティスタ・ブオナメンテ[c.1595-1642]:2声のソナタ第4番(1636)06. エルコーレ・パスクィーニ[1560-1619]:トッカータ第1番07. セラフィーノ・パッタ[c.1580-1619]:フランス風のカンツォン『ランプニャーナ』(1613)08. タルクィニオ・メールラ[1595-1665]:めんどり - 2声のカンツォン(1657)09. ジュゼッペ・ジャンベルティ[c.1600-1662/64]:Cucu10. マルコ・ウッチェリーニ[c.1603-1680]:3声のアリア『エメンフロディーテ』、『雌鶏とカッコウが一緒になる時、美しいコンサートが生まれる』(1642)11. フランチェスコ・ウスペル・スポンガ[1561-1641]:リチェルカーレ第8番(1585)12. ガブリエーレ ・ウスペル・スポンガ[1609-1632]:シンフォニア - 2つのヴァイオリンのための(1614)13. ビアージョ・マリーニ[1594-1663]:ソナタ第5番 - 2つのヴァイオリンとコルネットのための(1626)14. ブオナメンテ:『カヴァレット・ツォッポ』に基づくソナタ第10番(1626) セイチェント・ストラヴァガンテ(古楽器アンサンブル) ダーヴィッド・ブルッティ(コルネット、ミュート・コルネット) ニコラ・ラモン(オルガン、チェンバロ) ロセッラ・クローチェ(バロック・ヴァイオリン) ニコラ・ガンドルフォ(オルガン:04,14) 録音: 2023年2月13-15日 イタリア、Casatico di Marcaria, Mantua(01-03,06,07,10-12) 2023年3月16-18日 イタリア、Studio Rosso, Zanotto Strumenti, Trebaseleghe, Padua(04,05,08,09,13,14) 録音方式:ステレオ(DSD) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND BIS ecopak