日本代购-出荷目安の詳細はこちら商品説明復権めざましいテレマンの同時代人。フランス18世紀音楽特有の味わいを本場直送で近年「Alpha」レーベルからも室内楽作品集が制作されたフランス・バロックの作曲家ダンドリュー。テレマンと同い年のこの作曲家は、これまでクラヴサンのための独奏曲ばかりが着目されていましたが、近年は王室オルガニストとしての生前の活躍にも光が当たるようになり、さまざまな作品に注目が集まりつつあります。5歳の頃にはもうルイ14世の前で巧みにクラヴサンを弾き、若い頃にオルガニスト採用試験でラモーを押しのける実績をあげて教会専属奏者にもなり、1721年からはルイ15世のフランス王室礼拝堂で正規オルガニストとなったダンドリューの作品では、フランスの伝統をよく受け継いだ面とイタリア音楽からの影響がほどよく交錯。ここではイタリア的な作風をよく示す一連の室内楽と、フランスの伝統を受け継いだオルガン作品とを交互に収録し、フランス古楽界の頼れる名手たちによってその才覚をじっくり味わえる構成になっています。 オルガン曲は1739年、つまりヘンデルのオルガン協奏曲集と同時期に出版されており、こちらは同国の古楽作品の解釈に通じた才人ジャン=バティスト・ロバンがヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂の歴史的楽器をあざやかに駆使。美しい響きをよく捉えたエンジニアリングは、室内楽曲での各楽器の動きの輪郭も明確に浮かび上がらせ、古楽を味わう喜びをひときわ盛り上げてくれます。(輸入元情報)【収録情報】ダンドリュー:1. トリオ・ソナタ Op.1-12. オルガン独奏のためのオフェルトワール(聖体奉献曲)ニ短調3. トリオ・ソナタ Op.1-24. オルガン独奏のためのオフェルトワール ニ長調5. トリオ・ソナタ Op.1-36. オルガン独奏のためのオフェルトワール ト短調7. トランペット管のデュオ(オルガン独奏)8. ヴィヴァ-チェ - ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ Op.2-6より9. オルガン独奏のためのオフェルトワール イ長調10. トリオ・ソナタ Op.1-411. アレグロ ト長調 - ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ Op.3より12. オルガン独奏のためのオフェルトワール ト長調13. トリオ・ソナタ Op.1-514. オルガン独奏のためのオフェルトワール イ短調15. トリオ・ソナタ Op.1-6 ジャン=バティスト・ロバン(オルガン:2,4,6,7,9,12,14) アンサンブル・イル・カラヴァッジョ(古楽器使用:1,3,5,8,10,11,13,15) フィオナ・エミリー・プパール(第1ヴァイオリン) アンヌ・カミッロ(第2ヴァイオリン) ロナルド・マルティン・アロンソ(バス・ド・ヴィオール=ヴィオラ・ダ・ガンバ) バンジャマン・ナルヴェ(テオルボ) カミーユ・ドラフォルジュ(オルガン、チェンバロ、指揮) 録音時期:2019年7月8-11日、12月17-19日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)