日本代购-「シャンパーニュのオー・ブリオン」 ランスの大聖堂を間近に望む市街地にあるメゾン・ランソンの敷地内の敷地内のクロ(石垣に囲まれた畑)から造る単一畑のシャンパーニュ。1760年創業の大手メゾンが樽醸造して、8000本弱だけ詰めるブラン・ド・ブランです。ジャック・セロスを思わせる豊かさとミネラル感を備え「シャンパーニュのオー・ブリオン」と評価されます。クロ・ランソンはランスの街中にあるランソン本社内に古くからある1ヘクタールのクロから造られます。オーナーのフィリップ・バイヨ氏が2006年3月、ランソンを買収した際に、畑の存在に気づき、当時の醸造責任者と相談して、「ゴールド・ラベル」(ヴィンテージ)にブレンドしていたのを、独立して瓶詰する決断をしました。画期的なのは、ステンレスタンク醸造を貫いてきたランソンが初めて、ワインの樽発酵・熟成を行った事です。ヴィクトル・ランソンの出身地であるアルゴンヌの森の木で造った小樽と、ムルソーから購入した小樽の数年落ちのものを使用します。ランスの街中にあるクロの畑は、気温が周辺より数度高く、収穫がシャンパーニュ地方南部コート・デ・バール並みに早いのが特徴です。樽に負けない力強さもあり、そのため、ボルドー市街地に近いぺサック・レオニャンの1級シャトーになぞらえて、「シャンパーニュのオー・ブリオン」と呼ばれます。2006年から醸造責任者を務めるエルヴェ・ダンタンは「クロのシャンパーニュとして詰めるために必要な物語、特別な気候と土壌、歴史を備えている。表土30センチの薄い区画で、チョーキ―なミネラル感が強いが、温暖なため高い熟度が得られる。個性のあるシャンパーニュが生まれる」と語ります。 評価 decanter.com (georgina hindle) : 98 / 100ランスの中心にある1haのシャルドネの畑から、新たにラ・プラス・ド・ボルドーに加わった。ヘーゼルナッツ、レモンの果皮、オレンジの果皮、アカシアの香りに満ちた、トーストしたバターのような華やかな香り。口に含むと瞬時に唾液が溢れ、クセがなく、力強さと重厚さの中に繊細さがある。泡はベルベットのような感覚。レモンとオレンジの酸味、スイカズラの花と石果の柑橘系の楽しい組み合わせが、ほのかな苦味と塩辛いミネラルによってバランスを保っている。このような複雑さと全体的な楽しさがここに見出され、まったくチャーミングであると同時に自信に満ちている。風味は口の中を完全に包み込むが、全体的な表情は繊細でエレガント。今すぐ(ワイングラスで)飲んでフレッシュな果実味を味わうもよし、何十年もセラーで熟成させるもよし。7,000本の限定生産。澱とともに12年熟成。2022年5月収穫。3g/lのドサージュ。この後、冷涼な2008年ヴィンテージがリリースされる。JANE ANSON, INSIDE BORDEAUX (JANE ANSON) : 98 / 100クロ・ランソンが毎年ヴィンテージを造るのは、この1haの純粋なシャルドネの区画が温暖で早熟な場所にあるからだ。見た目も素晴らしく明るく、緑がかった淡い銀色で、絹のような質感とアプリコットの花や柑橘類の皮のフレッシュなアロマを持つ。口に含むと、カリン、アプリコットピット、石果、柑橘類、白トリュフ、スイカズラが感じられ、華やかな層とグリップ、緊張感、自然な豊かさがあり、ドサージュを低く抑えている。寛大さとフィネスに溢れ、少なくともあと10年は持つだろう。開いてくると、クルミ、フランジパーヌ、薄皮をむいたお菓子のノートが現れ、それを掴んで離さない。このワインは初めてのオン・ザ・プレイス。試飲は2回。ワインメーカー、エルヴェ・ダンタン。3g/lのドサージュ、2022年5月リリース。冷涼な2008年ヴィンテージの前に2009年をリリースしている。アルゴンヌの森の樽で醸造(ランソンのキュヴェで唯一そうしている)、新樽は使用せず、セラーで12年熟成。 生産者ランソンLansonワイン名クロ ランソンClos Lansonヴィンテージ2009容量750ml解説パーカーポイント: 94点予想される飲み頃:2020 - 2040The 2009 Brut Blanc de Blancs Clos Lanson is showing beautifully, mingling aromas of pear, green apple and citrus oil with hints of fresh pastry, sourdough and nutmeg. Full-bodied, layered and multidimensional, it's deep and incisive, with lovely tension and chalky back-end grip, concluding with a long and penetrating finish. 2009 marks the third vintage of biodynamic farming for this small, one-hectare vineyard.(The Wine Advocate, Jul 17, 2020) 英国王室に愛され続ける歴史あるメゾン ランソン Lanson 1760年に設立されたランソンは、最も古いシャンパンハウスの 1つです。深く根付いた家族の伝統と独自の専門知識を備えた、質の高い仕事と情熱が、創業以来ランソンを導いてきました。常に国境を越えて世界中で評価されるシャンパンを生み出してきました。フルボディ、清々しい辛口。ヴィンテージワインはワインらしい芳醇さを持ち、洗練された料理によく合います。ランソンは1860年のヴィクトリア女王時代より、150年以上英国王室に愛され続けているシャンパーニュでもあり、英国スポーツを代表するウィンブルドン・テニストーナメントのオフィシャルシャンパーニュとしても30年以上も親しまれています。 ランソン 一覧へ