日本代购-【対応製品】 ・すべての吸入式万年筆と両用式万年筆 【仕様】 ・水性染料インク:50ml 【サイズ】 ・本体サイズ:約75mm×約50mm×約45mm ・本体重量:約210g ※画像の色見本はイメージです。実際のインク色とは異なる場合がございますのであらかじめご了承ください。 ※掲載商品の色につきましては、ご覧になるモニターの機種、OSとその設定の違い、また、撮影・画像加工等の事情により再現性を保証するものではございませんのであらかじめご了承ください。 ※当サイトに掲載されている画像および文言の無断転載、使用を禁止いたします。 ◯各種記念品にお薦め! ギフト プレゼント 贈り物 お祝い 高級 人気 おすすめ ブランド 誕生日 記念 結婚 定年 還暦 内祝い 就職 転勤 栄転 昇進 送別 退職 入学 卒業 クリスマス 新生活 母の日 父の日 敬老の日 上司 部下 夫 妻 父 母 彼氏 彼女 男性 女性 友 おしゃれ かっこいい 筆記具 文房具 ペンハウスよく一緒に購入されている商品Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円万年筆 インク Pent〈ペント〉 ボトルイン2,750円関連商品はこちら万年筆 インク Pent〈ペント〉 ボトルイン2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ2,750円2025/08/31 更新Pent〈ペント〉 ボトルインク コトバノイロ トロッコ 企画・文章:文具ライター武田健 ぼくは最近富に旅は一人に限ると思っている。これはぼくが非常にわがままだからという理由もあるのだが、一人だとスケジュールも自由に組めるし、一日の行動も制限されることなく気ままに動くことができる。 2014年にパリに行った時も、一応せっかくパリに来たのだからという理由で、パリ中心部から鉄道で約1時間のヴェルサイユ宮殿にも遊びに行ったが、わざわざ電車に乗って行くほどの魅力がぼくにはまったく感じられず、ほとんどトンボ帰りでパリに戻って来てしまったのだ。 で、パリで何をしていたのかというと、山田詠美のパリを舞台にした短編小説に登場するカフェを探したり、クラブに行ったり(夜は一人で行く勇気がなくて、昼間に外観だけをチェックしただけだったのだが)、登場人物が歩いたブローニュの森を散策したりして一週間を過ごした。あとは、ひたすらぼくの好きな香水ブランドの本店に足しげく通って店員さんとおしゃべりを楽しんだ。 こんな旅に付き合ってくれる人なんて、まずいないというのはわかっているので、旅は一人と決めている。 さて、一人旅の醍醐味はいくつかあるが、見知らぬ土地を一人で好きなだけ歩き回れるというのもそのひとつだろう。 でも、まれに、誰か一緒にいたらいいなぁと心細く思うこともある。美しい風景を見た時に、すぐそばでその感動を共有する人がいたら、きっとその美しい風景もより美しく見えるだろう。あと、やはり知らない土地で何となく寂しい気持ちになることもある。その寂しさを紛らわしてくれるのも同行者に違いない。 旅先で、ぼくはしばしば芥川龍之介の「トロッコ」を思い浮かべることがある。 例えば、夕暮れ時。知らない町で、しかもたった一人でいると、それだけでも心細くなる。しかも周りの人たちは誰かと一緒に団らんを楽しんでいたり、わいわいと賑やかに過ごしていたりする様子を見ると、自分だけがこの世界でひとりぼっちなんじゃないかっていう妙な錯覚に陥ることがある。 そんな時にあの「トロッコ」で見知らぬ土地に運ばれた主人公の寂しい気持ちを思い出すのだ。 ヴェルサイユ宮殿に遊びに行ったのは、パリ滞在中の何日目かだったのだが、たった数日パリに滞在しただけで、すっかりパリの雰囲気が気に入り、パリジャン気分になってしまったぼくは、ヴェルサイユ宮殿からの帰り道でありありと「トロッコ」気分に浸っていた。 ひょんなことからトロッコを押して見知らぬ町まで来てしまった主人公の良平は、一人で今来た道を帰らなくてはならなくなる。 日暮れが迫る中、不安に駆られながら走って帰る良平の心が、異国の地でたった一人でいる自分には手に取るようにわかるのである。 コトバノイロで「トロッコ」を取り上げることになった時、ぼくの心に浮かんだのは、知らない町に行ってしまい、我に返った時の良平の不安な気持ちである。 グレーのような紫のような何色とひとことでは言えないような色は、良平の不安な気持ちを表している。 このインクは、だから一人で漠然と不安を感じている時などに自分の考えをまとめる際に使ってみるというのも良いだろう。 自分の不安に寄り添ってくれる、そんな色に仕上がったと思っている。